ホームスイートホーム#4

ホームスイートホーム#4

居住支援

高齢者や生活保護受給者の方々だけでなく障害者に対する偏見や誤解も「貸し渋り」を助長している傾向があります。

せっかく大家さん側が理解を示そうとしても仲介業者がそれを阻害しているという、決して少なくはない事例を目にしてきました。

成績や効率を求められてしまう会社の方針のもと、営業担当者も結局「めんどくさいことはやりたくない!」となる傾向があるようです。

常に弱い立場の人々を基本に思考を組み立て、やりがいを体感できる仕事は、不動産業に限らず全ての仕事の基本であり、「居住支援」の原点であるはずです。

今日もそんな事を想うことがあり、相談を受けるたび身が引き締まります。

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ホームスイートホーム#3

ホームスイートホーム#3

生活保護受給者、高齢者だからというだけで住まいを追われてしまう人の相談が 、少なくありません。

永年住んでいた借家を「ビルにする、駐車場にしたい、相続で、、、等々」と、まるで追い出されるように退去をしなけらばならない、という方の相談を受け、出てくる言葉はただ一言、「ああ、無情!」

高齢者の場合はその後も大変です。
大家さんが高齢者には貸したがらない、「孤独死が嫌だから」という。
しかし、そのほとんどが間違った情報からくるものです。

例えば、
「孤独死」 問題の真相、その実状は
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孤独死の平均年齢は60歳以下 !!(男性 59、7:女性57)全然若い!
むしろ、自治体や福祉関連の人による「見回り」やケア、そして近所付き合いが少なくな い高齢者の方が 、「孤独死」は少ない という現状があ ります。

更には「年金」 や 「生活保護受給」 は立派な安定収入!
更には、高齢者や生活保護受給者の方が、長期に居住 している例が多く 、 短期に退去する若年層より、都度 入れ替わりが少ないために、その都度発生する費用を考えると大家さんにはむしろ負担が少ない。

なのに、何故? その答えはどうも業者側に有りそうです、、、。

(最近は古い平屋の一件借家を追い出される例がとても多い}↓

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ホームスイートホーム#2

ホームスイートホーム#2

人にとって一番心が落ち着くところ、それはおうち。

おうちに帰ろう!おうちが一番!
おうちごはん、おうちでゆっくり、、、“おうち”というこの言葉から、ほんのり暖かな響きを感じる不思議なコトバ。
何よりここから生活が始まり、安心、イノチ、やすらぎ、というフレーズにつながっていく。

台風19号、避難所で野宿者受け入れ拒否のニュースを聞き心が痛んだ。
何もかもマニュアル化され、自分の職責を全うする事や杓子定規の対応に必死な状況が、時には「非人間的」な行為となり人に牙をむく結果にもなる!

それぞれの事情からおうちがない野宿者の人達には「命を奪われる」ほどの出来事だったはず。

時には、おうちを奪われてしまう人達に寄り添った仕事も、私達の「職責」であり、人としての責務ではないか?と思う。

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TV番組のご紹介

プロダイバー・環境活動家 武本匡弘が海洋環境の激しい変容を目にし新しく始めた環境活動から
エコライフ不動産・エコストアパパラギを起業するまでのいきさつなどを取材した番組の紹介です
どうぞご笑覧下さい

BS朝日 エコ・デイリーショート番組
「緑のコトノハ」~プロダイバー・環境活動家 武本匡弘~

予告編 → https://www.bs-asahi.co.jp/kotonoha/
放送予定 2019 年 9 / 23 (月)~ 9 月 /27 (金)
20:54 ~21:00 5日間連続の番組です
ナレーション 貫地谷しほり
※ HP は、「緑のコトノハ」でも検索できます。
※ 再放送 2019 年 12 / 30 (月 2020 年 1 / 3 (金)

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#7

化学物質測定機は万能か?
この計測器が一番活躍したのは、エコライフ不動産の内装を自分達で工事した時です。
建材を貼り変えたりするたびにメーカーに問い合わせをして成分などを確認をしていたもののやはり心配でした。
ほとんどセーフではありましたが、化学物質過敏症の方が来店されるまでは、
正直ビクビクしながら使っていました。
計測は
HCHOというのがホルムアルデヒドで、単位はmg/m3
TVOCが総揮発性有機化合物で、単位は同じくmg/m3です。

1990年後半からシックハウスや化学物質過敏症などの問題が顕著になってきて、
原因物質のひとつであるホルムアルデヒドを使わない建材などが一般的になってきました。
人体に悪影響のある物質はホルムアルデヒドだけでないため、それらの物質の総量をTVOCとして定め、
厚生労働省がその目標値を400ug/m3と設定しました。ホルムアルデヒドは100ug/m3になっています。
TVOCは特定の物質ではなく、空間にあるVOC(揮発性有機化物質)の総量となるので、
正確に測定するのは困難なため、だいたいの値として扱います。

物件の内覧などには必ず携行するようにしています
しかし、一応の目安になるものの、やはり個人差や機械では感知できないものが
あるはずで、万能ではありません

結論は、計測器の画面を見るよりもお客さんの顔を見て、お話をじっくり聞くことが、
何より重要なのは言うまでもありません。

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#6

厚生省によって規定されているシックハウス対策として、「住宅内におけるホルムアルデヒト」についての規制がされています。
また、建築基準法上のシックハウス対策として規制対象物質とされているのは、クロロピリホスとホルムアルデヒトなどですが、建物内の建材等から揮発する化学物質は多種にわたります。
そしてそれ以上に重要なのは、個人差。
国の基準内ですべてが収まるということは決してありません。

エコライフ不動産がこの問題に対応し、かつ個人差を尊重したアドバイザーとして存在するには、
自らの手で住宅や店舗の建築に携わり、経験を積むことが重要であると認識しています。

写真にあるようにエコライフ不動産の店舗の内装の全てを自分たちの手で行いました。
そこでわかった、あらたな問題もたくさんあり、まさに自らやってみて初めて語れることを知ったのです。

「百を知って一を語れる」アドバイザーであることが、私たちの使命です

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#5

子供の頃、喘息やアトピーなどあったけど大人になるにつれて良くなったという人も少なくありません。
これはアレルギー症状が、一時的あるいは継続的に軽減することでこのことを「寛解」と言っていますが、逆に大人になってから発症したりした場合には症状が重くなったり、治りにくいという特徴もあります。

原因は複合的なことで、一つに絞りきれないことがほとんどです。
当然、住宅が深く関与していることもありますし、家具もかなりの量の化学接合剤を使っているので要注意です!
私達が住宅相談を受ける際に必ず健康状態や過去の疾病歴などをお尋ねするのはそのためです。

現在3名のスタッフが一般財団法人 日本環境保健機構認定の 環境アレルギーアドバイザーの資格を取得しているのはそのためでもあります。
「“営業員”である前に、一人の人間であり、プロの知識を持ったアドバイザーであれ!」という
社是は「絵に描いた餅」であってはなりません、何故なら住宅環境は命の問題でもあるからです。

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#4

シックハウスや化学物質過敏症に悩んでいる方は建物、室内などでの化学物質に反応するだけでなく
住宅環境からも影響を受けます。
例えば、近くに工場があったり、交通量の多いところ、新築住宅が並ぶ分譲地、臭いを発する飲食店等々、、。
この写真の住宅は浜辺に建っているだけでなく、居間が前開になり2階も窓の多い作りになっています。
文字通り、ビーチハウス!まるで「洋上の家」と言っても過言ではありません
もしこういう環境の中で暮らせたら、症状が改善するだけでなく潮風やオゾンを浴びながら免疫力を高めることも期待できます。

このところ毎日のように海岸に近い住宅のご案内が続いています。
私たち自身も普段から「海辺の家」の物件情報に注視して、お役に立てるように努力をしています。

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#3

前回からの続き、、。

ある日訪れた来客者は自宅の部屋に7台もの空気清浄器を取り付けている
とのこと、ほとんど外出もできず仕事も職場環境が大きく影響し、頭痛などの症状がひどくなる一方で、
退職されたとのこと。
その方は店舗に入ってきたなり「アッ、ここは大丈夫だ!」としばらくくつろいで居てくれました。
さて、写真は今朝の葉山森戸海岸海水浴場
海の家の取り壊し、夏の終わり、、。そんな想いでいたところ、ふと「シックハウスの人が潮風の中で健康的に暮らすには、海の家が最適!?」とつい現実離れ?な考えが浮かんでしまいました、、。

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シックハウス・化学物質過敏症・環境アレルギー#2

エコライフ不動産の内装を、一切の化学接合剤などを使わずに仕上げるために
現在の建築業界をくまなくあたりました

そしてその作業の中で分かったことは、
例え「漆喰」でも様々な化学剤を調合しているもの
がほとんどで、中には有害なガスを発生されるものもあるということでした。

そこでやっと出会った某建築資材会社のものを使うことになり、現在に至っています。

完成してから、しばらくはハラハラドキドキでした。
そして、とうとう開店して間もない日にある来店者と出会う時がやってきました、、、続く。

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